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ビジネス書「極上三言」
近況報告
こんばんは!

ちょっと更新が滞ってます。
その理由は、仕事で「緊急事態」が発生して、その対応にパワーを割かれているから(実は家庭でも一大事が起こっていたりする)。
いやはや、年に1回くらいは想定外のことが起こっちゃうんだよね。
と、想定外のことが起こることは想定しているんだけど、いかんせん想定外なもんで対応が結構大変である。


さて、緊急事態が起こったとき、まず僕は何をするか?


答えは、「普段どおりのこと」。


状況がバタバタしているからこそ、まずは「普段どおりのこと」ができるかどうかをチェックする。
そうやると、自分は今どの程度冷静でいるのか、どの程度余裕があるのかが理解できるんだよね。
こういう状況のときに普段どおりの事を普段どおりにするってのはかなりの胆力が必要で、もちろん僕はそんな域にはなかなか達せないのだけど、それでもそういう意識を持つってことは大事なことだと思っている。


てなわけで普段どおり、ブログを更新してお気に入りのブログを回りたいものの。。。
いかんせん小物の僕は今日も疲労でダウン。ああ、情けなや。

明日以降は「普段どおり」できますように。
まだブランクが続くようなら、「あいつの胆力もそこまでか」とお笑いください。。。


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事務業を極める
ミスを防ぎ、仕事をスムーズにする オフィス事務の上手なすすめ方ミスを防ぎ、仕事をスムーズにする オフィス事務の上手なすすめ方
(2006/02/17)
オダギリ 展子

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●たとえば、黄色の蛍光ペンには「コピーした紙に色が出ない」という特性があることを皆さんはご存知でしょうか?
●日常業務が「いつ」「どれだけ」あるのかというペースをつかんでおくことは、急な仕事にうまく対処することにもつながります。
●新しく受け取ったメールから逆に読んでいくと、メールに変更・訂正が入った場合はその情報が先に入手できるため、ムダのないメールの処理ができます。



コピーなどいわゆる「誰がやっても同じ仕事」については極力派遣社員などにやってもらって、正社員は「クリエイティブな仕事」に時間を割くべきだ、という主張がある。僕はそれに、なんちゅうか、愛憎半ばする思いがあって、半分賛成、半分反対という立場。

この主張は一理も二理もあるんだよね。高い給料もらっているのに単純作業ばっかりで時間をつぶすってのは謗りを免れないのは確か。だけど一方で思うのだ。雑務をまったく放棄した日々の中で、果たして創造性の芽は育つのだろうかって。コピーや郵送をスピーディーかつ正確にこなすことって、運動における「基礎体力養成」のようなもので、実は創造力の土台を作る行為なんじゃないかって。ま、何の根拠もないけど実感としてそんな思いがあって、だから僕は、6割はお願いして、4割は自分でやる、くらいの比率にしている。

本書の著者は、現役の事務員。ファイリングだとかFAXの送受信だとか、そういった「事務の仕事」のやり方について書かれた本。いや、これは新しい。そして面白い。事務作業を大切にしていたつもりの僕ですら、まったく思いもよらなかった斬新な工夫が盛りだくさん。その手があったか!と膝を打つこと6回、目から落ちたウロコは7枚。

もちろん全部の記述にそんな反応をするわけではなく、例えばスケジューリングについても魅力的な方法を書いているけれど、僕が今やっているようにアウトルックの予定表でいろんな機能を使いつつ管理した方が便利なんじゃないかな、と思ったりする。それでも心から共感するのは、「道具を使いこなそう」という姿勢が前面に出ているところだ。

だから著者は、ペンや付箋といったアナログなものから、デジタルの代表格、パソコンまでを使いこなそうとする。と言ってもエクセルの非常に簡単な技術。でもそれを知っているかいないかで効率は大幅に違ってくるよね。そういったスキルを学ぶのには手間を惜しむべきでない、と僕は思っている。

そんな道具を使い倒そうという意識と、常に効率を考える姿勢。その二つがそろっていればどんな仕事にも独自の工夫が施し得るし、実は「誰がやっても同じ仕事」なんてありえないということに気づかされる。本書に感動的な文言は一つも無いけれど、著者の「仕事人」としての静かな矜持に、ちょっとした感動さえ覚えてしまうのだ。おっと、またウロコが1枚。

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世界標準
自分をグローバル化する仕事術自分をグローバル化する仕事術
(2008/08/29)
天野 雅晴

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●自己主張とは自分の言い分を相手に押し付けるものではなく、お互いのアイデンティティを知るためのプロトコルです。
●三回くらい即断即決をすると驚くほど人生が変わる
●目標に向かって邁進している人は普段から自分自身に厳しい負荷を課すことで、無意識のうちにステップアップを果たしているわけです。



著者はシリコンバレーで30年間くらい仕事をしてるんだって。そんな状況にいると、「世界」と「日本」のルールの違いが見えてくる。で、日本のこういう慣習や考えかたってのが世界とずれていて、だから今後グローバルで活躍しようと思ったらここをこう変えなきゃいけませんよってなことを書いてあるのが本書。

ちょっと考えてみたらあたりまえの話で、基本的に同じ言語を母語に持つ日本人と、多種多様な文化背景がある世界の人々とでは、行動様式がそもそも違っていて当然だよね。ま、「世界」にもいろいろあるはずであり、これをただ「世界」と一くくりにしちゃうのはどうなの?とは感じるものの、それはまあ横に置いといて。。。

この手の類書って「だから日本はダメなんだ」って論調が多くて辟易しちゃうことが多いんだけど、本書に共感できるのはそう言わないところ。価値中立的で、「どちらが優れているとか劣っているとかいうことはない。そうなってるんだから仕方がなくて、世界に出ようと思えば、そういうルールに従わざるをえない」てな語り方。いいなあ、こういうの。話はちょっと(かなり?)それるけど、僕は「そうなんだから仕方がない」という物言いが大好きなのだ。「なぜ人を殺しちゃいけないの?」「なぜ年長者を敬わなきゃいけないの?」「なぜ自分勝手に振舞っちゃいけないの?」そんな質問に対し、僕なら「そうなんだから仕方がない」と答える。

えっと、話を戻して、本書にあるような「違い」をちゃんと理解することは必要だろうね。でも僕は、類書によくある「世界標準はこうなのだからそれを目指すべき」というメッセージ(本書じゃそれほど強烈には押し出されていないけれど)には違和を感じている。だってこれって、「みんなそうしてるんだからそれに合わせましょう」っていう、極めて日本的なメンタリティと同じ構造だよね。一方で「独自性」の大切さを説いておきながら、一方で「みんな同じ」を推奨する、そんな論理的矛盾に陥った言説に、僕には見える。

違いを認識した上でどう動くかってのはその人次第。せっかく「特殊」な日本人なんだったら、その特殊性って結構武器になるのでは?なんて僕は思ってしまう。どこをみんなに合わせるのか、どこを合わせず独自色を出すのか、そういうことを戦略的に考えることが必要なんじゃないかな。ひょっとしてそんな態度が「世界標準」なのかもね。 

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強くて美しいもの
シンプリシティの法則シンプリシティの法則
(2008/04)
ジョン・マエダ

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●世界はいつだって崩壊してきたんだ。だから、リラックスするといい。
●難しい課題は「知っておいて悪くない」場合より「知る必要がある」場合のほうが簡単に思えるものだ。
●シンプリシティとコンプレクシティはたがいを必要とする。



著者はきっと、シンプルであることに美しさを見出す人なんだろうと思う。ここ何年かでテクノロジーの進歩はめざましくて、生活はますます複雑になっていく。複雑化する一方の現実に順応するのって結構苦労する。そんな状況において、なるべくシンプルにいこう、ビジネスでも人生でもシンプルなほうがずっといいよ、というメッセージを込めたのが本書。いろんなものをシンプルにするための「10の法則と3つの鍵」を紹介してくれている。特別な目新しさはないけれど、シンプルを好む著者の思いには共感できたし、「とは言えシンプルにできないものもたくさんある」というバランスにも得心できた。こなれていない訳で、ずいぶんと読みにくかったのがほんとに残念。

話は唐突なのだけど、いい文章を書くための基本って何か知ってる?

膨大な数の語彙を用いて、能うかぎりの修辞技法を駆使して、比喩も巧みに織り交ぜつつ流麗かつ優美な文体で綴ること?

答えは否。正解は「文章を極力削ること」。

これでもかこれでもかとスッパンスッパン削っていくことが文章作成の肝ってのが定説だ。つまり、すっきりとシンプルにってこと。実は僕自身シンプルとは程遠い文章を書くし、ゴテゴテと装飾過多の文章が好みなもので素直に首肯しかねるところがあるのだけど、まあ「シンプル」が基本であることは認めている。「驟雨がサラサラと街に降り注いだ」と書かずに「雨が降った」と書くこと。シンプルはいつだって意味が明確に伝わるし、美しい。

「いい文章」の多くがシンプルであるのと同じように、「いい戦略」ってのもたいていがシンプルだ。共通するのは、誰もが深く理解できる言葉で語られているってこと。極限まで考え抜いて、極限まで「核」をむき出しにするよう不要な部分を削って削って生み出された言葉は、もはや何の解説もいらないほど素直に自分の中に入ってくる。

何であれ、シンプルなものには強靭なパワーが秘められている。その「強さ」に人は美しさを見出すんじゃないかなって僕は思っているのだ。

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ことほぐ理由
この三連休は長野に行ってました。
秋の長野は紅葉もきれいで今が見ごろだからね〜って、実は旅行ではなく、もう少しおめでたい用事。
なななんと、妻の弟(つまり、僕の義理の弟)の結婚式だったのです!

場所は地元じゃ有名なフランス料理屋さん。
フランス料理屋っていうと聞いたこともない横文字の名前をイメージしがちだけど、その店は漢字でで〜んと重厚な名前がついてるんだよね。
見た目も「明治の洋館」って感じで趣がある。
実際にいつからある建物かは不明。でも明治なんじゃないかなー。レンガ造りで、ドラキュラが出てきてもおかしくなさそうなとこだ。

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それにしても「義理の兄」という立場で参加する結婚式は初めてだったのだが、こ〜れは緊張するねえ。
というのは、周りは全員「向こうの親族」だから。
僕自身の結婚式で会っただけの人と同じテーブルで談笑するのはなかなか気を使う。いや、披露宴になったらいいんだ。問題は「親族控え室」で。
酒もなく食事もなく、がら〜んとした静かな部屋でずずずず〜っとお茶をすすりながら待機。
昔の思い出話なんかできたらいいんだけど、ほとんど知らないしな〜。
なかなか気疲れするひとときであった。いや、みんないい人で基本的には楽しいんだよ、念のため。

式自体はオーソドックスで、奇をてらった演出もなく、僕好みのもの。
なんか、派手なイベントの披露宴って好きになれないんだよね。
こういう式をする意図は奈辺にありや?などと考え込んでしまったりして。
その点、今回の披露宴はよかったなあ。ほんとよかった。うう・・おにいさんは嬉しい。。。

RIMG0216.jpg

で、考えついでに、誰もが「おめでとう」と祝福するのはなぜか?も考えてみた。
なんかさ、一人くらい「う〜ん」と沈み込む人がいたってよさそうなもんじゃない?
だけど例外なく全員が祝福する。僕を含めて。

その答え。結婚って「幸福な日々」を約束するものじゃないから、なんじゃないかな。
だってさ、いくら気が合うとは言っても、今までまったく違う生活環境を歩んできた「他人」と、ずっと一緒に暮らさなきゃならない。こ〜れは、けっこうなストレスだ。
そりゃ、特に新婚時なんて、毎日がばら色!なんてことがあるかもしれない。
だけど長い目で見ると、結婚生活はそのほとんどがストレスにまみれている。

ただ僕は思う。そのストレスフルな毎日を過ごすことには大きな意味がある、と。
なぜなら、そういった日々は「他人と共生する」という能力を飛躍的に向上させるからだ。
それは、人間が人間として生活するうえでもっとも重要な能力。だからもちろん、ビジネスでも地域交流でも自己啓発でも、何でもうまくこなすための、「核」として君臨している能力と言っていい。

と、まあ結婚後は「受難」の日々が待っているという現実の一方、「ばら色の日々」を想像していた純真な人は、「ありゃ?これ、思ってたのと違うぞ」と気づいてしまったりする。
そこから上記の「真理(?)」に気づいてくれるとありがたいけど、なかなか短期間でそこまで思いを致すのは難しいものがある。こういったことは、それなりに長い時間をかけて感得していくものだから。

そこで「おめでとう」である。
周りの大人たちは心から祝福する。会う人会う人が「おめでとう」のシャワーを浴びせる。
「なんだかよくわからないが、とにかく結婚っていいものに違いない」
そういうふうに新郎新婦に思わせてしまうのだ。
かくしてある程度の期間はこの暗示のパワーで受難の日々を乗り越えていける、という寸法ってわけ。

そんなことを披露宴の間、ぼけ〜っと考えていた僕はおかしいでしょうか?
ともあれ、スピーチは心温まり、食事はおいしく、新婦さんは神々しいまでにきれい。すばらしい式でした!

いや〜、というわけで、義弟へ個人的にメッセージ。
結婚おめでとう!結婚はいいもんだよ、たぶん。

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