![]() | ビジネスに「戦略」なんていらない (新書y 195) (2008/06) 平川 克美 商品詳細を見る |
●「どうやって、儲けるの?」という問いの前に、「何を与えたいのか?」という問いが先行してはじめて、起業の物語はスタートします。
●わたしは、人がその力を発揮するためには、自らの仕事への敬意と自らがフルメンバーであるところの会社に対する信頼が必須の条件であると考えています。
●社員が結局のところ、自分が会社に対して与えたものしか受け取れないのと同様に、会社もまた社員に対して与えたものしか受け取ることができないのです。
う〜ん、要約が非常に難しい。どう要約したってこの本の重厚さは伝えられない。現在の「勝ち負け」だけですべてを語ろうとするビジネスの世界に異議を唱えつつ、そもそもビジネスとは何なのかを幅広い知見から考察した本。な〜んて言うと、「効率だけを求めちゃダメだ」ってことを主張した本なんだな、と思われがちだけど、それともちょっと違うんだよね(いや、そういうこと「も」書いてるんだけど)。まあ、読めばわかるよ(投げやり)。とにかく「重厚」なんだ。
いわゆるビジネス書で僕がよく突っ込みを入れるのは、「これは最近の脳科学でも証明されて〜」「行動心理学ではこういう概念が〜」とか、「○○学」を取り出して自説の正しさを補強している文章。「ほんとかよ!」って。いったいこの人たちはどれだけの学説を知ってるんだろう。それって、どっかで聞きかじっただけなんじゃないの、な〜んて毒づいてたりして。
その点、著者の知性は疑いなく本物だ。基本的には哲学と文化人類学の成果を援用しての議論。もはや僕たちがイメージする「ビジネス書」とはかけ離れたところに本書はあって、なんと言うか、現代思想の底力のようなものを感じることができる。そういった書きぶりに対して、「衒学的だ」「まわりくどい」と声をあげる人がいるかもしれない。だけど僕は違うと思う。著者はこう書かざるを得なかったんだ。ビジネスとそれに関わる人間という「複雑玄妙で得体の知れないもの」を、その複雑さを保ったまま書き表したかった。「わかりやすさ」という罠にはまり、単純化して中身をスカスカにしてしまうことだけは避けたかった。僕にはなんだか著者の思いが伝わってくるんだよね。
本書は成功のための啓発書でも最新スキルを紹介したノウハウ本でもない。そういう類の本を著者は否定しているけれど、僕は否定しない。本を読んでマインドを高めたり、新たな手法を覚えたりすることは絶対に無駄ではないと信じている。それでも僕は本書を読んでこう思うんだ。ビジネスの最先端を目指し前へ前へと進むのもいいけれど、ときには「そもそも労働とは?」のような問いに立ち止まり、深く深く潜っていくことも必要なんじゃないかなって。自分にとっての労働の抽象的な「核」をちゃんと捉えてるか否かって、仕事に向かう姿勢を大きく左右するはずなんだから。
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Comment
ドクさんおはようございます!
企業が売上を上げているという事は
顧客のニーズに応えているという事。
つまり、必要としているものを
きちんと与えているんだと思います。
どの企業も少なからずとも社会の役には立っているわけで
従業員がキチンとそれを認識できれば
働いていて楽しいんじゃないのかな〜
企業が大きくなり、
仕事が細分化すると
お金のために働いているように感じますが
大きい視点でものを見ると
人の役に立っている。
そういった物の見方を教えてる本なのかな?
どうも今回はドクさんにとって中身が濃すぎたらしく
伝わってこなかったんですが
それはドクさんにとって
消化吸収しちゃったってことなんだと思います。
知らない事を発信できるようになるためには
一度体内にその考え方を取り込み
その発想で多くの体験をして
始めて真理が見えてくる。
そんな感じかな〜
企業が売上を上げているという事は
顧客のニーズに応えているという事。
つまり、必要としているものを
きちんと与えているんだと思います。
どの企業も少なからずとも社会の役には立っているわけで
従業員がキチンとそれを認識できれば
働いていて楽しいんじゃないのかな〜
企業が大きくなり、
仕事が細分化すると
お金のために働いているように感じますが
大きい視点でものを見ると
人の役に立っている。
そういった物の見方を教えてる本なのかな?
どうも今回はドクさんにとって中身が濃すぎたらしく
伝わってこなかったんですが
それはドクさんにとって
消化吸収しちゃったってことなんだと思います。
知らない事を発信できるようになるためには
一度体内にその考え方を取り込み
その発想で多くの体験をして
始めて真理が見えてくる。
そんな感じかな〜
>「どうやって、儲けるの?」という問いの前に、「何を与えたいのか?」
ボクはずっと迷走していたのは、ここに集約される。
これに気づくのに時間かかりました。
ボクはずっと迷走していたのは、ここに集約される。
これに気づくのに時間かかりました。
「何を与えたいのか!」
自分はここを大切に考えていきたいと思っています。相手を幸せにする為のテーマから、ブレイクダウンし、ポイントをさだめ、そこに訴求していく。そして検証し改善する。
でも、今回の本はかなり難しい内容だったのかなぁ〜
自分も実際に読んでみようかなっても思いました。
応援完了です!
自分はここを大切に考えていきたいと思っています。相手を幸せにする為のテーマから、ブレイクダウンし、ポイントをさだめ、そこに訴求していく。そして検証し改善する。
でも、今回の本はかなり難しい内容だったのかなぁ〜
自分も実際に読んでみようかなっても思いました。
応援完了です!
優希さん、こんばんは
うはは!すみません!!
優希さんの書かれていたようなことも、書かれていたような気がします。
記事に書いたように、「要約」すると本書の持つ重厚さがなくなってしまい、あえて内容には触れなかったんです。
実は本ブログにおいて、
・本の内容の紹介をすること
・単純化することでわかりやすくすること
に、あまり力点を置いてないんですよ。怒られそうですが。
ちなみに今回は
・「わかりやすく書く」ために単純化するってことは危険を伴うこと
・(本書のように、)人はなぜ働くのかという哲学的な問いを考察することも大切なんじゃないかということ
の2点を書いたつもりだったんです。
もっと表現力を磨かねば!ですね。
優希さんの書かれていたようなことも、書かれていたような気がします。
記事に書いたように、「要約」すると本書の持つ重厚さがなくなってしまい、あえて内容には触れなかったんです。
実は本ブログにおいて、
・本の内容の紹介をすること
・単純化することでわかりやすくすること
に、あまり力点を置いてないんですよ。怒られそうですが。
ちなみに今回は
・「わかりやすく書く」ために単純化するってことは危険を伴うこと
・(本書のように、)人はなぜ働くのかという哲学的な問いを考察することも大切なんじゃないかということ
の2点を書いたつもりだったんです。
もっと表現力を磨かねば!ですね。
西森憲司さん、こんばんは
コンシェルジュですか!お恥ずかしい限りです。。。
でもこの本は、西森さんのような方にはあっているかもしれないな、と思います。ぜひ読んでみてください!
でもこの本は、西森さんのような方にはあっているかもしれないな、と思います。ぜひ読んでみてください!
リックルハングさん、こんばんは
ビジネスを金儲けのみの手段だと思っている人にとって、この発想は湧いてこないですよねー。
著者は、ビジネスは金儲けの手段であるという側面もあるが、そのような側面だけを見るだけじゃ面白くないって言ってます。
著者は、ビジネスは金儲けの手段であるという側面もあるが、そのような側面だけを見るだけじゃ面白くないって言ってます。
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