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ビジネス書「極上三言」 解体と再構築
解体と再構築
「プロジェクト力」で仕事を変える!「プロジェクト力」で仕事を変える!
(2007/04)
諸藤 一郎中嶋 秀隆

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●大切なのは「どんな仕事があるか」を捉えるのではなく、その仕事がどのような「意味」を持っているかを考えて仕事を捉えることです。
●人間関係を考えて仕事をするのはあたりまえというところが日本にはあります。ここから出発したからでしょうか。人間関係は経営の1つの要素としてきちんと取り上げられることもあまりなく、今でも人間関係が克服すべき対象とはなかなか意識されない状態であるように思います。
●ひょっとしたら、仕事の本質は「何をするか」ではなくて「どのようにするか」なのかもしれません。



 ああ、こういう本好きだなあ。雰囲気はな〜んか地味なんだけど、内容は堅実。いや、ほんと流麗な文体でもなし、心を一瞬にして捉えるキャッチフレーズもなし、表紙も地味なら出版社も地味でして。だからこそ、内容の良さが際立つって言えるのかもしれない。

 本書で定義されるプロジェクトってのは「新しい」「期日の限られた」仕事のこと。で、こういった類の仕事をこなす能力を「プロジェクト力」と言う。本書はプロジェクトのスタートから、プロセス、ゴールまでを超具体的に説明してくれていて、「あ〜楽しい読書だった」という実感はない一方、「いや〜勉強になった」という感慨はかなり深い。ここで示されるノウハウは「プロジェクト」のみならず、普段の業務でもかなり役立つはずだ。

 特に「仕事をめちゃくちゃ詳細な要素に分解して表にする」という手法は、遅ればせながら今年度から僕も取り入れていて、その効果を実感しているだけに深く納得。みなさまも、もしやってないならぜひ実行をオススメします。僕の場合は、表の一つ一つの項目を部下とつき合わせながら進捗確認するってことを月に1回やってる。こ〜れは、業務の把握という点でも、進捗が目に見えてモチベーションアップという点でも、実に有効なんだよね。

 前述のように、プロジェクトの特徴の一つは「新しい」仕事である、ということ。僕たちが「仕事のできる人」と呼ぶのは、「未知の仕事でもゴールイメージが明確に描ける人」のことだと思う。どうやったらそんな人になれるか、そんな力をつけられるか。「経験によって」と答える他ないのではないかな。平凡だけど。

 「新しいこと」にどれだけ挑戦したことがあり、どれだけ達成したことがあるか。抽象化して言えば、自分の今の知的枠組みでは通用しないことに何回挑戦し、それを達成するためにその枠組みの解体と再構築を何回行ったか。その回数こそが、「幅の広さ」に確実につながっていく。どんな新しいことでも自分のフィールド内で処理できる幅の広さ。

 今の僕は途上段階。そんな幅の広さを思いながら、「今の自分じゃ太刀打ちできないような新しいこと」をたくさん経験しようと貪欲になっている時期でして。35歳くらいまでは、そういった経験を意識的に積んでおくことが大切なんじゃないかな。

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Comment

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マネジメントとは物事をうまく進めるということですから、考えてみれば、何をやるかは関係ないんでしょうね。だからこそ、業種業態が変わっても経営はできるのでしょう。
西森憲司 | URL | 2008/07/20/Sun 22:07 [EDIT]
やはり、経験がその人の幅を確実に広げると思います。
まして、ドクさんのようにきちんと理解しながら経験している人は・・・!!

こなすだけの仕事ではなく、どれだけ頭に汗かいて経験を肥やしにできたか!ここが大切になってくるのでしょうね!

自分は30代後半ですが、まだまだ勉強中ですから・・・笑
らん | URL | 2008/07/21/Mon 00:49 [EDIT]
おはようございます
ドクエメットさん

今日のお勧め本はこれから私がやるプロジェクトに
必要な一冊ですね。

いい本の紹介ありがとうございました。

今日は拓さんの社会人交流会の記事を書きました。



是非7月26日にお会いしたく思い
ドクエメットさんの紹介もさせて頂きました。


26日楽しみにしています。


ではポチリ^^
サービス業 稲葉 | URL | 2008/07/21/Mon 05:47 [EDIT]
ドクさん!おはようございます!
詳細な要素にして表にする事で
かなり具体的なイメージが出来ると思います。

そのイメージは未知なる事を1度経験するのと同じ事でしょうね〜
経験した人間と未経験の人間の差はかなり大きいもの。
その経験を先にする事で
より目標を達成しやすくなるんだとおもいます。

将棋の名人が数十手先まで読むのも
経験を積む事なんだと思います。
なので、咄嗟の対応が出来る。

名人くらいになると、いかにして相手に読まれない
手を打つかが勝負になるんでしょうね〜

現実も、どこで何が起こるかわかりませんが
より細かいイメージをしていると
対応も瞬間で判断できるので
効果的に動けるんだと思います。

新しい事へのチャレンジって
本当に楽しいですよね〜
私も未経験の分野に飛び込むのが好きです!
優希 | URL | 2008/07/21/Mon 10:05 [EDIT]
ドクエメットさん、こんにちは!
仕事のできる人を、「未知の仕事でもゴールイメージが明確に描ける人」と表現されているところ、ど真ん中ストライクって感じですね!
私も全く同感です。
ただし、その後の部分、どうやったらそんな人になれるかを、「経験によって」と導いている部分については、ちょいと異なる意見を持ってます。

「経験」も、もちろん重要な事柄には違いないと思ってますが、クリティカルな能力・才能は「想像力」じゃないかと考えてます。

仕事に限らず、色々なことに新鮮な興味を持って、新しいことにチャレンジできる柔らかい発想ができること。こいつが一番必要なんじゃないかと・・・。
「言うは易く、行うは難し」ですけどねぇ(~_~;)
モンちゃん | URL | 2008/07/21/Mon 13:50 [EDIT]
西森憲司さん、こんばんは
今の僕は僕の見知った世界の中でしかやっていく自信が無いですが、いずれは「何をやるかは関係ない」と言い切れるほど、「未知のものへの対応力」をつけたいな、と考えています。
ドクエメット | URL | 2008/07/21/Mon 18:03 [EDIT]
らんさん、こんばんは
おっしゃるとおりですね。
「ただやってきた」だけでは、何の肥やしにもならないと思います。
しっかりとハードルの高さを認識し、それを越えるための戦略を練り、結果がなぜこの結果になったかの総括をする。
そういったサイクルが「幅を広げる」ことにつながるのでしょうね。
ドクエメット | URL | 2008/07/21/Mon 18:05 [EDIT]
サービス業 稲葉さん、こんばんは
拓さんの社会人交流会には行かないんですよ、残念ながら。
文章でしか知らない方々にお会いする、なんてすばらしい機会だと思うのですが。

何か新しいことをするときには、この本を一読するとずいぶん役に立つと思いますよ。
ドクエメット | URL | 2008/07/21/Mon 18:09 [EDIT]
優希さん、こんばんは
やるべき仕事を詳細な要素に分解して表にする手法ってのは、特に何を読むではなく始めてみたのですが、優希さんはすでに実践されてましたか。
ほんと細かいの「会議室を予約」とかそんなのまで表にしてて、そうするとおっしゃるとおりイメージが鮮明になりますね。

とは言え、実際やってみると、思いがけないトラブルが起こったり。
そこでうまいこと対応するには、これまでの経験が生きるんじゃないかなって思います。
ドクエメット | URL | 2008/07/21/Mon 18:13 [EDIT]
モンちゃんさん、こんばんは
ああ、なるほど。
ちょっと書き方が悪かったかもしれません。僕も「経験(実体験)のみ」によって力を養える、とは考えていないのです。
それだったら、年がいけばいくほど仕事ができるってことになりますから。

そして「想像力」というご指摘にも僕は同意するんです。
ただ、じゃあどうやったら「想像力」をつけられるのか?
生まれ持った才能や気質もあるでしょう。
だけど基本的には
「自分の今の知的枠組みでは通用しないことに何回挑戦し、それを達成するためにその枠組みの解体と再構築を何回行ったか」
により、「想像できるレベル」はぐっと変わってくるんじゃないかなって思うんです。

想像するためには、ちゃんとした土壌が必要ですからね〜。
ドクエメット | URL | 2008/07/21/Mon 18:27 [EDIT]
こんにちは。
幅って、大事ですね。
5年後、10年後の自分の為に、幅を広げていってください。
ドクエメットさんなら、どんなことも自分の領域で、処理してくれそう。
そんな人の下で働ける人は、幸せですから。
自分にも言えることですけどね^^
ありな | URL | 2008/07/23/Wed 11:48 [EDIT]
ありなさん、こんばんは
なかなか広がっている実感はないですけどねー。
毎日ほんの少しずつの変化でも、あとから振り返れば全体として大きく変化していたことがわかるってことはよくあることで、僕の場合もそうあって欲しいなあと半ば願望のようなものを抱いています。

ちなみに僕の部下は、僕の部下であるが故に苦労してます~~
ドクエメット | URL | 2008/07/23/Wed 20:14 [EDIT]

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