![]() | マッキンゼー式 世界最強の問題解決テクニック (SB文庫) (2006/09/22) イーサン・M・ラジエル 商品詳細を見る |
●マッキンゼー人は問題のなかの事実を分析するとき、一つずつ分析していって最後に答えを出すより、仮説を証明あるいは反証していくほうがはるかに効率的であることを学ぶ。
●どのような問題に直面している場合でも、どこかで誰かが同じような問題に取り組んだことがあるはずだ。
●職場を離れてみんなで楽しむイベントは、そうお金がかからない割に、大きな見返りをあたえてくれる。
ビジネス書をちょっとでも読み始めたものにとって、「マッキンゼー」という言葉は蠱惑的に響く。なんか「世界最高のプロ・エリート集団」のイメージがあるんだよね。漫画で言ったら『ワイルド7』みたいな感じで(古いなあ)。
本書は帯に「実践編」と銘打ってあるとおり、データ収集の仕方やその解釈の仕方、プレゼンの方法、果てはチームや自身のマネジメントについてなど、マッキンゼーのノウハウが紹介されている。このノウハウがマッキンゼー独自のものなのか、はたまたどこでもやっている当たり前のことなのか僕にはわからない。だけど、何か問題を考える際の思考パターンは網羅的に記されていて、教科書的な使い方(何かの折に該当箇所をちょこっと読む)には非常に優れているのは確かなんじゃないかな。特にデータの見方については勉強になったなあ。数字に隠れている80対20の法則を見つけたら、いろんなチャンスがあるんだってさ。うん、そのとおり。事態が逼迫してきたとき、思わぬ活路を開いてくれるものって、ちょっとしたユニークなデータだったりするんだよね。
世界一のコンサルティング会社ということで、ガチガチ合理主義の冷たーいところかと思っていたのだけど、職場を離れてみんなで何かするってことも評価しているのが意外でして。なんだ、仕事には情緒的なつながりが重要という考えは、世界中どこでも共通したもんなのかもしれないな。
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