![]() | 愛されるサービス (2006/03/07) 新川 義弘 商品詳細を見る |
●お客さまのしてほしいことを察知する能力のことを、私は「アンティシペイション(事前予知力)」と呼んでいます。
●サービスを提供する上で、アンティシペイション(事前予知力)と同じくらい大切な能力に、「リコグニション(顧客認知力)」があります。リコグニションとは、お客さまのことを覚えている能力ということです。
●私は常々「サービスマンは、愛おしいと思われるようになれ」と説いています。
学生時代、なじみのラーメン屋があった。味はおいしいものの、なにぶん立地条件が悪くて、僕が行ったときいつも客は僕一人だけだった。冗談みたいな話だけど、大学を卒業してその地を離れる時、本気でそのラーメン屋を心配していたんだ。「客はゼロ人にならないんだろうか」って。
数年後、いつしかその店は行列のできる店になっていた。いくつもの雑誌に取り上げられたらしい。たまたま出張していた僕は、実家に帰るみたいな感覚でその店を訪れた。調理場にはあいかわらず主人一人。大量の客に、本当に余裕がなくなっているように見えた。僕は粛々とラーメンをすすりお勘定。そのとき、主人は口を開いた。「久しぶりやん」って。
主人は「リコグニション」の達人だったのだ。自分のことを覚えてくれているってだけで、大きな感動がある。また機会を無理にでも作って来よう、という気になってしまう。よいサービスが僕たちに感動を与えてくれるのは、自分は「その他大勢の一人」ではなくて、「あなた」として認識してもらっている、という感覚が湧き出てくるからなんじゃないかな。他人からの認知を必要とするっていう、人間の本質をついているとさえ思う。よいサービスって、人間への洞察が深い人からしかなされないのかもしれないな。
Comment
こんばんは〜
同じ商品で同じ価格で同じサービス内容であれば、あとは・・・
人間力が上回る感動サービスが雲泥の差をつけるのでしょうね!
人間力が上回る感動サービスが雲泥の差をつけるのでしょうね!
らんさん、こんばんは
うん、キーワードは「感動」です。
どうやって「感動」してもらうか、を考えるのは、サービスに限らずあらゆる商売の基本なんじゃないかな、と思いますよ。
どうやって「感動」してもらうか、を考えるのは、サービスに限らずあらゆる商売の基本なんじゃないかな、と思いますよ。
昔の商店街
所謂、お得意様としての扱いですね。
昔(と言っても、たかだか40年ほど前くらい)の駅前商店街では、ほとんどのお客さんが、お得意様でした。
私も母に連れられて、よく買い物に行ったものですが、子供心にも楽しかったですよ。お店の人は、みんなよくしてくれましたから。
ああいう温かい、人としての触れ合いってやつが、今はほとんど無くなってしまいましたねえ。
昔(と言っても、たかだか40年ほど前くらい)の駅前商店街では、ほとんどのお客さんが、お得意様でした。
私も母に連れられて、よく買い物に行ったものですが、子供心にも楽しかったですよ。お店の人は、みんなよくしてくれましたから。
ああいう温かい、人としての触れ合いってやつが、今はほとんど無くなってしまいましたねえ。
確かに、うーん、そうっか。
たったの一言で心をつかむ。
感動を引き起こす。
こういう言葉を発するヒトってすごい。
人生の達人という気がします。
感動を引き起こす。
こういう言葉を発するヒトってすごい。
人生の達人という気がします。
モンちゃんさん、こんばんは
僕が物心ついたときは、すでにそのような商店街はかなりの衰退をしていたような気がします。
想像ですが、現在特に東京ではほとんど見られないんでしょうね。
今、かろうじてまだ残っていると思われるのが、「散髪屋さん」。
僕は大学のそばにあって、学生たち御用達の店によく行くのですが、主人が学生のレポートがどうだの彼女との仲がどうだのと、人によってさまざまな会話を楽しんでいます。
効率だけが叫ばれがちですが、こういうのもなくならないでいて欲しいものです。
想像ですが、現在特に東京ではほとんど見られないんでしょうね。
今、かろうじてまだ残っていると思われるのが、「散髪屋さん」。
僕は大学のそばにあって、学生たち御用達の店によく行くのですが、主人が学生のレポートがどうだの彼女との仲がどうだのと、人によってさまざまな会話を楽しんでいます。
効率だけが叫ばれがちですが、こういうのもなくならないでいて欲しいものです。
ふーこさん、こんばんは
・相手のことをしっかり覚えている
・相手が何をして欲しいか考えている
という二つがそろうと、自然に感動をひきおこす一言が口をついてくるのでしょうね。見習いたいもので。
・相手が何をして欲しいか考えている
という二つがそろうと、自然に感動をひきおこす一言が口をついてくるのでしょうね。見習いたいもので。
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