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ビジネス書「極上三言」 世界標準
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世界標準
自分をグローバル化する仕事術自分をグローバル化する仕事術
(2008/08/29)
天野 雅晴

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●自己主張とは自分の言い分を相手に押し付けるものではなく、お互いのアイデンティティを知るためのプロトコルです。
●三回くらい即断即決をすると驚くほど人生が変わる
●目標に向かって邁進している人は普段から自分自身に厳しい負荷を課すことで、無意識のうちにステップアップを果たしているわけです。



著者はシリコンバレーで30年間くらい仕事をしてるんだって。そんな状況にいると、「世界」と「日本」のルールの違いが見えてくる。で、日本のこういう慣習や考えかたってのが世界とずれていて、だから今後グローバルで活躍しようと思ったらここをこう変えなきゃいけませんよってなことを書いてあるのが本書。

ちょっと考えてみたらあたりまえの話で、基本的に同じ言語を母語に持つ日本人と、多種多様な文化背景がある世界の人々とでは、行動様式がそもそも違っていて当然だよね。ま、「世界」にもいろいろあるはずであり、これをただ「世界」と一くくりにしちゃうのはどうなの?とは感じるものの、それはまあ横に置いといて。。。

この手の類書って「だから日本はダメなんだ」って論調が多くて辟易しちゃうことが多いんだけど、本書に共感できるのはそう言わないところ。価値中立的で、「どちらが優れているとか劣っているとかいうことはない。そうなってるんだから仕方がなくて、世界に出ようと思えば、そういうルールに従わざるをえない」てな語り方。いいなあ、こういうの。話はちょっと(かなり?)それるけど、僕は「そうなんだから仕方がない」という物言いが大好きなのだ。「なぜ人を殺しちゃいけないの?」「なぜ年長者を敬わなきゃいけないの?」「なぜ自分勝手に振舞っちゃいけないの?」そんな質問に対し、僕なら「そうなんだから仕方がない」と答える。

えっと、話を戻して、本書にあるような「違い」をちゃんと理解することは必要だろうね。でも僕は、類書によくある「世界標準はこうなのだからそれを目指すべき」というメッセージ(本書じゃそれほど強烈には押し出されていないけれど)には違和を感じている。だってこれって、「みんなそうしてるんだからそれに合わせましょう」っていう、極めて日本的なメンタリティと同じ構造だよね。一方で「独自性」の大切さを説いておきながら、一方で「みんな同じ」を推奨する、そんな論理的矛盾に陥った言説に、僕には見える。

違いを認識した上でどう動くかってのはその人次第。せっかく「特殊」な日本人なんだったら、その特殊性って結構武器になるのでは?なんて僕は思ってしまう。どこをみんなに合わせるのか、どこを合わせず独自色を出すのか、そういうことを戦略的に考えることが必要なんじゃないかな。ひょっとしてそんな態度が「世界標準」なのかもね。 

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Comment

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今回のドクさんの話は、共感しまくりです。

「そうなんだから仕方がない」っていいですね。

僕は、だから日本はダメなんだ的な発言はなるべくしないようにしています。

そういう思考を排除することで、人はより創造的になれるのではないかと思います。

やまいも | URL | 2008/11/06/Thu 22:46 [EDIT]
弱点も使い方ひとつで、最大の武器になる!
考え方しだい。
ですよね!
だって、
「そうなんだから仕方がない」(笑)
リックルハング | URL | 2008/11/07/Fri 07:41 [EDIT]
ドクエメットさん

>違いを認識した上でどう動くかってのはその人次第

その違いを認識するという事が大事なんだと思います。

私たちもVC本部から「こうしろ、ああしろ」と言われます。

でも「地域それぞれの風土」というものがあり、当てはまらないところもあるはず。

私も、この地域の「特殊性」を生かして、意識してやろうとしています。

これが、「世界標準」な態度でしょうか。
gonsuke | URL | 2008/11/07/Fri 10:20 [EDIT]
こんにちは。
何がよくて、何が悪いかは、それぞれ違うから、
簡単には決められないし、当事者が決めること。

どちらも否定しないやり方って、私も好きです。
それに、こんなやり方が上手くいくとも思っています。
ありな | URL | 2008/11/07/Fri 11:12 [EDIT]
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| | 2008/11/07/Fri 11:23 [EDIT]
やまいもさん、こんばんは
おおっと、やまいもさんも「そうなんだから仕方がない」お好きですか。
そうなんです、いいんですよ^^。

日本人のこの奥ゆかしさも結構好きです。
自己否定の強さって、時に向上心につながりますから。
ドクエメット | URL | 2008/11/07/Fri 20:09 [EDIT]
リックルハングさん、こんばんは
周りがこうだからこうしなきゃいけない、という発想はそろそろ終わりを迎えるのではないかと思っています。
まっとうな自己主張がより大切になってくるでしょうね。そうなんだから仕方がないのです。
ドクエメット | URL | 2008/11/07/Fri 20:13 [EDIT]
gonsukeさん、こんばんは
違っているからみんな一緒に動こうではなく、その違いをいかに活かすかってことを考える方がより生産的なんだろうな、というふうに思っています。
同じすぎても違いすぎてもいけない。
月並みですが、要はバランスでしょうね。
ドクエメット | URL | 2008/11/07/Fri 20:16 [EDIT]
ありなさん、こんばんは
「違っている」とか「変わっている」とかは、それ自体何の価値判断もできないものなんですよ。
違っているから即いいってもんでもないし、悪いってもんでもない。
問題は「どういうふうに違っているか」「どういうふうに変わっているか」ですので、そこをちゃんと考える必要がありますね。
ドクエメット | URL | 2008/11/07/Fri 20:24 [EDIT]
こんばんは!
ドクさんの言いたいことは非常に分かります!
日本人の特徴ってかなりいいところがあるんですよね〜

その特徴を主張してキャラクターにすれば
『やったぁ〜』って感じで海外でもうけるんでしょうけどね〜

英才教育を受けて海外で活躍している人って
結構、特徴が無いのかもしれません。

イチローさんなんてバリバリの日本人で
もの凄いキャラクターですからね〜
日本人気質って海外でも受け入れられますよね〜
貫きとうせばの話ですけどね〜
優希 | URL | 2008/11/07/Fri 21:19 [EDIT]
優希さん、こんばんは
僕は日本人で、日本人であることに誇りを持っていますが、だから日本人ってのは客観的に見て優れた民族なんだ、という意識もないんです。
奈良県出身であることに誇りをもっているのと同じように、日本人であることも受け入れています。

おっしゃるとおり、日本人なら日本人の特徴をいやおうなく備えているのだから、その特徴を活かす方がいいですよね。
イチローも確かに、「職人気質」の日本人っぽいような気がしますね〜。
ドクエメット | URL | 2008/11/12/Wed 20:18 [EDIT]

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